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コラム

生前贈与か?遺言書か?①

生前に財産の行方を決める方法にはいくつかの方法があります。 代表的なものとしてまず、思いつくのは遺言書を書くという方法。 公正証書遺言の効力は絶大で、この遺言書があれば、銀行も法務局も従わざるを得ません。つまり預貯金の解約・払い戻しや不動産名義の書き換えの際には「この紋所が目に入らぬか!」と水戸黄門の印籠ばりの効力を発します。 しかし、即効性の薬も万能ではありません。 公正証書遺言も万能ではなく、 […]

合同会社(LLC)のおすすめ③

今回は合同会社のデメリットについてのお話です。 一般的に考えられるのは世間的な認知度の低さです。 名刺等を目にしたとき普通の「株式会社」でなく 「合同会社??」とは、なんぞや? と思われる人も多いと思います。 一見、デメリットにも思えますが発想を転換してしまえば、会話のきっかけにもなりますし、豆知識を提供することもできます。 よく信用力が低く見られるという意見も耳にしますが、個人的には、それは認知 […]

合同会社(LLC)のおすすめ②

さて、前回の続きです。 合同会社の分かりやすいメリットの1つは、設立費用を押さえることができる、ということです。 株式会社をご自身で設立するには、定款作成、認証、登記手続き合わせて、最低でも24万円ほどかかります。 それに対し、合同会社をご自身で設立するには10万円ほどで可能です。(ちなみに当事務所でご依頼いただいた場合、トータル約13万円ほどの費用ですべておまかせパックがございます) 次のメリッ […]

合同会社(LLC)のおすすめ ①

会社設立をお考えの経営者の皆さま。 「会社を作る」という選択肢は、株式会社一本ではありません。 最近、合同会社についてのご質問を受けることが多いです。 合同会社って… 株式会社の方が信用もあって良くない? 確かに一昔前までは合同会社といえば零細企業というイメージもありました。 でも今は合同会社の法人形式をとっている大企業も多いんです。 例えば、 アマゾン、グーグル、アップルの日本法人は合同会社です […]

休眠会社って?

先日、お客様とのお話の中でふと出た話題です。 「休眠会社」と聞けば、まず思いつくのは、何かの事情により、しばらく事業を行っていない会社ではないでしょうか? 例えば、社長の病気や死亡により数年間、業務から遠ざかっている会社、それらは一般的に休眠会社と定義されることがあります。 ではそのまま10年以上も手つかずで休眠状態の会社はどうなるのでしょうか? 実は、法的には最後の登記を行ってから12年以上経過 […]

相続の名義変更登記を放っておくと・・・②

相続の名義変更登記を放っておくリスク 例えば、誰も住まなくなった建物を相続したとしましょう。 地方の親が亡くなったが、子供らもそれぞれ独立している場合、親の家(実家)に住まないことは珍しいことではありません。 兄弟も誰も相続したがらない以上、あえて手続きをする必要性もないし、そのまま放っておくしかないかなぁ・・・ 結果、名義変更の手続きも何もしないで放っておきます。 ところが・・・ 「台風の影響で […]

相続の名義変更の登記を放っておくと・・・①

相続登記なんてしなくてもホントは大丈夫なんでしょ? そう思っている人は多いと思いますが、半分アタリの半分ハズレ、です。 確かに相続登記なんてしなくても親の持ち家を相続した場合は、住み続けることができます。相続税を支払う必要がない場合も、役所からの固定資産税の通知は相続人宛てに届きます。 役所も相続の事実を知ってるんだから大丈夫、だいじょーぶ! そして相続登記をしないまま10年以上が過ぎた、としまし […]

遺言書のススメ

「遺言書」を書くなんて縁起が悪い! 昔から日本にはこういう考えはありますが、ここ最近ではそういう意識も薄まりつつあるように感じます。 生命保険と似たような捉え方でいいと思います。 万が一の時に残った者が困ることのないように手を打っておく。 生命保険や医療保険と同じで、本当に有るのと無いのとでは全然違います。 財産なんて無いから遺言なんて必要ないわ これは間違いです。 たとえ少しでも財産が「有る」の […]

認知症になる前にすべきこと 【その3】

前回に続きまして、今回は成年後見人が就任したときのお話 認知症が発症し、医師の診断がおりると、ご本人を法的にサポートする「成年後見人」を家庭裁判所を選任してもらうことができます。 この「成年後見人」が選任されると、ご本人に代わって一定の契約ができるようになります。   なーんだ。だったら成年後見人になって不動産を売ればいいんじゃないか?   そう考えるのが普通です。 が、しかし […]

認知症になる前にすべきこと 【その2】

前回に続きまして、認知症が発症してしまった時の法的ポイントについて少し書いてみます。 仮定として、ご両親に認知症が発症してしまったケースで考えてみましょう。 その時、認知症の程度にもよりますが、原則として法律行為ができなくなります。 法律行為? 少し専門的な言葉が出てきましたので、具体的な例を挙げてみましょう。 例えば、スーパーで買い物をすることも、宝石や不動産を売買することも、「売りましょう」「 […]

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